リアル
真夜中の午前3時
気持ち、どんよりとした空気を感じ、少し雨交じりの国道を快適に車を飛ばしている
少しカーブを曲がり郊外に向けての直線道路
アクセルにも力が入り、加速していく車
眠れぬ夜の少しだけの優越感を感じれる行為
日々の憂鬱を忘れさせてくれる今の時間が一番好き
また、日が昇り いつもの日常に戻れば、いつもと同じ面倒な事案ばかり・・・
自分が自分でいるという実感を確実に感じ取れるこの時間
日中は車が詰まっていて50Kも出てればいい流れのこの道路
今の時間はじゃまな車がいないせいか130Kでも平気で出せる
ヘッドライトの先になにやら人影を感じ、雨を含んでいる道路
しぶきをかけちゃ可哀想とアクセルをゆるめる
減速しながら通りかかろうとした瞬間 一生懸命手を振ってなにやら訴えている
一瞬 ブレーキを強く踏み減速 少し先に車が止まる
何か様子がおかしくて、ふと目をやると小走りに走り込んでくる
助手席側の窓に近寄り、何か必死で訴えている
助けてください そう聞こえたときに ももは窓を開けながら乗って!と声をかけた
おもむろに助手席に乗り組む
恐怖が先に走り言葉にならないような声で 助けてください と再度言葉を発して
懇願のようなまなざしでももに訴える
よく訳もわからないまま 車をスタートさせる
すぐに